しごとの話

都会っ子が新卒で地方にIターン就職した話|志望動機は?企業の反応は?

会社員&二児の母しながら、自宅で声のお仕事をするパラレルワーカー・こまきです。

ブログでは副業のことばかり書いていますが、フルタイムで働く会社員でもあります。

大学卒業後、やや複雑な会社遍歴をたどってきました。それは、新卒の就職が「Iターン就職」だったということ。

Iはターンしてないよね。
そうなんだけどね。

今回は、新卒が最初の就職でIターンするに至った経緯や、Iターン就職活動のエピソードなどを書いていきます。

 

Iターン就職とは

【Iターン就職とは】
今の居住地でも、生まれ育った出身地でもない場所に就職すること。

Uターンは、生まれ育ったエリアに就職で戻ることだよね。

私は首都圏で生まれ育ち、首都圏の大学を卒業した後、新卒で東北地方へIターン就職しました。

 

なぜIターン就職した?

ぶっちゃけて言えば、「彼氏を追いかけて」です。

その彼氏が今の夫です。
オット
オット
どうも、夫です。

 

オットも首都圏出身だったのですが、私より先に就職して東北地方の配属に。「遠距離とか無理ー」と思って追いかけました。

しかし、そんなことを会社の面接で言えるわけもない。笑

 

エントリーシートや面接では、「自然豊かな環境で生活したくて」で押し通しました!

 

でも実際に
  • 小さいころから満員電車で通学し、首都圏での生活に辟易してたのは事実でした。
  • 海外で生活していた時期もあり、引っ越しの多い人生だったので、どこで暮らすかにあまり頓着していませんでした
  • どうせ「やりたい仕事」なんてできるわけない。ならば、「どこで働くか」ぐらいは自分で選びたい。と思っていました。

 

Iターン志望の就活生に対する企業の反応は?

私が新卒で就職活動したのが10年以上前……リーマンショック直後ぐらいの時期で、企業が非常にシビアな時でした。

私が就活した前の年は「内定取り消し」が社会問題になり、私の年は下方修正済みの採用数。
そんな中で、Iターン就職だけに絞って就活した私は、怖いもの知らずだったなぁと思います。

 

今でこそ、地方回帰の機運が高まって、転勤廃止とか勤務地限定採用とか、働く場所を労働者が選択できる会社も増えているので、Iターン就職を希望する学生もわりといるのかな?と思うのですが、当時そんな奇妙なことを言う就活生は相当珍しかったようで、それはそれは大変な就活戦線でした。

しかも、そもそも企業の少ない東北地方…私は東北6県の中でしか異動のない会社という会社探しだったので、条件に合致する企業が10社ぐらいしかありませんでした。笑

 

反応① 疑われる

「東北で働きたいんです!自然豊かな環境で…云々かんぬん」と言う都会っ子の私に対して、企業の反応としていちばん多かったのが、「いやいやーまたまたー(笑)で?本当はなんでなの?」という反応。

実際、「彼氏を追いかけて」という理由なんだから、採用担当者の目は正しかったとも言える。

 

特に私の時は「都会っ子が東北に来たいわけがない」という決めつけがすごかった。

そういう時は、「おかしなこと言ってると思われるのは承知してます。けど東北で働きたいんです!」と正面から切り返してました。

反応② 試される

次に多かったのが、「本当に頑張れる??想像ついてる??冬とか大変だよ??」みたいな、覚悟を問う質問

冬、雪降るんだよ?雪、見たことある??ぐらいまで聞かれました。笑 見たことぐらいはある。笑

 

東北で生活したことがないのは本当なのだから、「大丈夫です!頑張れます!」って迷いもなく言うのは嘘くさいし、実際嘘になるので、「そういうことも込みで楽しみです!」という方向で押し通しました。

さっきから「押し通す」て。

 

「具体的に、東北のどこがいいの?」や「親は何て言ってるの?」という質問も多かった。

私のような不純(笑)な動機でIターン就職しようとしている人は、「東北のどこがいいとか言われても…」と答えに窮してしまうので、事前のリサーチは重要です。

反応③ 無視される

そこまですごい会社は1社だけでしたが、「あぁ…お呼びでないんだなぁ…」をはっきり態度で示された会社もありました。

面接官
面接官
現住所・東京、大学・東京、…ご実家は?
大学生のワタシ
大学生のワタシ
関東です!
面接官
面接官
…………今日はいい天気ですね。

-そこから15分間、天気の話しかされませんでした-

 

地元密着の色が強い企業に多い反応かもしれません。わざわざよそ者を採用するメリットがない。それはそれで、その会社の採用方針に合わないというだけです。

就活中は心がすり減ってたので、自分の「Iターン就職」という就活を全否定されたように感じて、かなり堪えましたが、どういう就活してたって縁のない会社はあります

それにしても、志望動機ぐらいは聞いてくれてもいいよね。

 

無事内定…入社後の雰囲気は?

こんな私を最終面接まで進めてくれる稀有な会社が2社あり、その内1社から内定が出た時点で、私の就職活動は終了しました。

もう1社残ってたけど、一刻も早く就活を終わらせたかった。

就職活動はなんとか乗り越えた私ですが、本当に試練は入社してからでした……。

 

地元密着な地方の企業は、そこの社員も地元の方が大多数。
そこへ、物好きな社長が勢いで採用した都会っ子が送り込まれるわけですから、アレルギー反応を示す方もおられました。

 

仕事自体はとても楽しくて、見ず知らずの土地での生活も全然苦じゃなくて、追いかけた彼氏が住む県とは違う県の配属になったため一人暮らしでしたが、それも含めて超快適!

徒歩通勤!物価安い!駐車場広い!ショッピングセンターの駐車場入場渋滞とかない!
駐車場の話多め。

自分で望んで来てるのでホームシックになろうわけもないですし、彼氏といきなり同棲とかも考えていなかったので配属地に対する不満もない。ただ、配属先の人間関係はやっぱり大変でした。

 

人間関係はIターンとか関係なく、どんな会社でもあることですし、「人間」しようと思ったら避けて通れないこと。

ですが、これから地方へのIターンを考えている方は、その会社が「社を挙げて、個性豊かな人材の採用を推進しているかどうか」はチェックした方がいいかもです。

 

Iターンとか、少し変わった経歴とか、中途採用とか、常に新しい風を意識的に入れようとしている会社であれば、そこで働く社員も概ね新しいことにアレルギーのない人たちだと思いますが、そうでない会社にうっかりおかしな子が入ってくると、現場をざわつかせることになります。

 

新しい風入れるぞー!って言ってるのが、3年ですげ変わる、グループ本社から出向してきてる社長だけ、っていう可能性もある。

そこまで就活時点で察知するのは難しいかもですが、過去にIターンでの採用歴があるかどうかとか、実際にIターンで入社した人が働き続けられているかどうかもリサーチできるとよいかと。

 

Iターン就職はおすすめ!

なんやかんや言って、私は地方に移住したこと自体は後悔していません!

自然豊かは諸刃の剣ですが(笑)、車で30分走れば温泉地があったり、基本的に「混雑」というものを知らないし、地方で不便してることと言ったら「テレ東が見られないこと」ぐらい。
そこ重要。

現に私は新卒で入った会社を辞めた後も、東北地方に住み続けています。

 

私は当時、時代の3周先ぐらいの就職活動に丸腰で挑んだため、かなり苦しい思いをしました。
大学の就職支援窓口みたいなところでも、「えっ?東北?ご実家でもないのに??チョットイミガワカラナイ」でサポート終了。もちろん同じような環境で就活した先輩も紹介してもらえず。

今は様々な就職支援プラットフォームがあってうらやましいです。

 

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また、「既卒」「第二新卒」という採用市場も定着して、最初に入った会社が微妙でもすぐ乗り換えられる時代。

私は正社員カムバックに5年かかった…。

 

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For A-career

 

リモートワークなども普通になって、ますます場所に縛られない働き方が求められる時代だと思います。

企業がおおっぴらにIターンに拒否反応を示すことはもうないと思いますが(思いたいですが)、周到に準備して、希望とマッチする会社とご縁があるといいですね!

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