副業の話

自宅で声の仕事ってどういうこと?どうやるの?

こんにちは。
会社員の傍ら、自宅で声のお仕事をしています、こまきです。

 

↑こんな記事がヤフーニュースに出たりして、「在宅ナレーター」という言葉がにわかに世間に浸透し、それを目指す方が急激に増えました。

オット
オット
これ、自分が取材された記事だね。
君のせいだね。
私のせいとまでは申しませんが、責任の一端は感じております。笑

 

「ナレーターをはじめとした声の仕事は技術職であり、素人がおいそれとやることではない」
「スタジオのような設備のない普通の家でまともな音が録れるわけない」
「在宅ワークの一環で声の仕事をする人たちが増えて、殺人的に安い金額で仕事を受けると、業界全体の価格破壊が起こる(すでに起こってる)」

↑というようなご意見も目にすることがありまして、片棒担ぎ気味の私としては、申し訳ないです…という気持ちです。

これらのご意見はおっしゃる通りではありますので、私もおおっぴらに「在宅で声の仕事、さいこーー!」とか「手軽にめっちゃ稼げる!」などとは口が裂けても申しません。

ただ、様々な事情で外で働くことが難しい人・本業以外に収入の柱を持ちたいと考える人にとって、比較的低いハードルで始められて、突き詰めていくと広くて深い世界が広がっている、とても楽しい世界ではあると思っています。

このブログでご紹介する、私がやっているパラレルワークはたまたま「声の仕事」ですが、それを皆さんの得意な事・好きな事に置き換えながら読んでいただくと良いのかなと!

その上で、なんか面白そうかも?やってみたいかも?という方向けに、私がやってきたこと・通ってきた道をご紹介したいと思います。

壮大に前置きが長くなりました。本編に入りますm(__)m

 

どんな仕事?

クラウドソーシングサイトを覗いてみると分かりますが、結構な数の案件が常時募集されています。
そうした仕事の内容は、大きく以下に分けられます。

  1. コンテンツとしてのマンガ動画
  2. コンテンツの合間に流れる広告としてのマンガ動画
  3. ごく稀に、企業のサービス紹介映像(VP)など

日頃Youtubeを見る方であればなんとなく想像つくと思いますが、本当に面白くて人気なコンテンツ~内容も声も絵も編集も酷すぎて目も当てられない…というものまで、玉石混交です。

また、「私は出版社で働くOL・かなこ・23歳!」的な感じで突如始まる広告……
あれもクラウドソーシングサイトでよく募集されている仕事のひとつです。

内容的には……私は見ないな、って感じです。
アダルトだったり詐欺まがいな内容はお断りしますが、ただ「つまらないコンテンツ」というだけで仕事選んではいられないので、本当にいろいろやりました。
誰かの役には立つのかもしれないけど、少なくとも自分の子供に見せたくはないようなコンテンツに声を当てるジレンマも、クラウドソーシングサイトで仕事をする上で割り切らないといけないあるあるかもです。

 

体感的には、①→③の順番で単価が上がっていきます。
上がると言っても、そこはやっぱりクラウドソーシングサイトですので、最高で1本5,000円ぐらいでしょうか。

 

報酬はどれぐらい?

1本5,000円!?
概ね1分~1分半の企業VPのナレーション原稿を読んで録音して納品するだけで、5,000円!?
超最高じゃん!!

と未経験者は思われると思いますが(私も思ってました)、プロ相場から言うとこれもかなりの衝撃特価です。

また、映像の長さは1分かもしれませんが、それを下読みして録音して、必要に応じて整音する作業まで行うと、ざっくり1時間はかかります。

1時間5,000円と考えれば、かなりの高時給に思えますが、クラウドソーシングサイトでこのレベルの仕事に出会うのはごく稀です。応募者も殺到しますので選ばれるのも天文学的確率です。

一般的な報酬の金額は、5分~10分のマンガ動画コンテンツに1人複数役の声を当てて、500円~1,000円といったところでしょうか。

1分の映像で1時間かかるなら…5分は?10分は?
納品状態まで仕上げるのに何時間かかるの??

人によるので一概には言えませんが、マンガ動画は勢いで読めちゃうので「録る」作業時間はそれほどかからない気がします。
クラウドソーシングサイトメインで声の仕事をしていた時代、私の作業時間帯である21時~24時に、7本のマンガ動画原稿を録って死にかかったことがあります…。

 

「声を録る」だけじゃないの?

スタジオでお仕事される声優さん・ナレーターさんは、マイク前で原稿を読むだけで、その後の編集・整音作業はプロのエンジニアさんがやってくださいます。
宅録でも、予算のある会社からのお仕事であれば「生データで下さい。編集はこっちでやります」と言っていただくことが多いです。

しかし、クラウドソーシングサイトで募集されるような案件では、応募条件の中に「ノイズ除去等の処理ができること」と明記されてたりします。

宅録(家で録音すること)では、スタジオのような防音・吸音設備がありませんので、どうしてもノイズが入ります。
エアコンを切るとか、パソコンのファンが回らないようにするとか、近所の犬が吠えたら録り直すとか、あらかじめノイズの少ない状態で録音することが鉄則ですが、サーーッというホワイトノイズなどは録音ソフトによってある程度除去が可能です。

クラウドソーシングサイトで声の仕事をする場合には、読む技術・録る技術に加えて、編集する技術もほぼ必須となります。

それで1件500円とか…
そう、全然オイシイ仕事ではないのです。
じゃあ君は何故始めたのだ。

 

どんな人におすすめ?

ここまで500円を連呼してきましたが、私の場合声の仕事を始めて半年ほどの間で、あれやこれやと試行錯誤を重ね、今は1件数万円のお仕事をいただけるまでになりました。

誰でもそうなれるなどとは申しません…
運が良かったのだと思います……
その謙虚キャラが最近あざといって評判だよ。
    

 

私のキャラ付けがどうかという話はさておき、まったくの未経験者・初心者が、クラウドソーシングサイト上で仕事を続けていく限り、基本的に単価が大幅に上がることはないと思ったほうがいいです。

なので、

・朗読とかお芝居とか、読んだり声を出すことが好き
・1日中家にいて誰とも喋らない…ストレス発散に声を出したい
・いろいろある在宅ワーク(ライティングとかデータ入力とか)の中で、他に向いてそうなものがない

という方で

・ナレーターとしてバリバリ活躍するプロを目指したいのではない
・日々の収入を少しだけ補填する働き方がしたい

という方にはおすすめします。
そして、実際にやってみて、楽しいと思えるならば続けていけばよいのでは?と思います。

 

やってみよう!と思ったら

ここまでネガティブなことをいろいろ書いたうえで、それでもやってみようと思われるならば、いろいろと揃えたり準備しなければならないものがあります。

 

最初に購入したのはこちら↓

 

今後、このブログ上でも、宅録に必要な機材や実際の使用感、音声を編集する技術を解説したお役立ちサイトなど紹介していこうと思います。

 

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