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ランサーズとは|どんな仕事がある?初心者でも稼げる?

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会社員&二児の母しながら、自宅で声のお仕事をするパラレルワーカー・こまきです。

クラウドソーシングサイトの二大巨頭である、クラウドワークスとランサーズ。在宅でナレーター業を行う上でもとてもお世話になりました。

今回は、ランサーズに焦点を当てて私なりに分析していきたいと思います

クラウドソーシングサイト「ランサーズ」

ランサーズとは

クラウドワークス同様、システム開発・Web制作といったかなり専門的なスキルを要する仕事〜記事のライティング・アンケート回答などのタスク系業務まで、幅広い案件が掲載されており、2020年8月現在、全カテゴリ合計で3,000件以上の求人が掲載されています

クラウドワークスの求人掲載数が9,000件だったことを考えると、規模としてはランサーズのほうが小さめ?ですが、歴史としてはランサーズのほうが古いみたいです。

ランサーズでは、プロジェクト単位の「固定報酬制」に加え、打刻して働く「時間報酬制」という案件もありますが、在宅ナレーターのお仕事では「固定報酬制」がメインになると思います。

また、

  • 「プロジェクト方式」:募集中の案件に見積もりを添えて応募→その中から適任者を決めて仕事を発注する
  • 「コンペ方式」:クライアントが金額を決めて、その金額でOKというランサーが作品を制作して応募→その中から1作品選ばれて、選ばれたランサーにのみ報酬発生

というふたつの方式が。

「プロジェクト方式」であっても、「何円ぐらいでお願いしたいです」とおおまかに/具体的に書かれている場合がほとんどなので、厳密に見積もりが機能することは稀です…。

また、「タスク方式」は報酬が発生するかどうかわからない案件に対して音声を制作しなければならないので、コスパは悪いかも…。ナレーション制作カテゴリでは「タスク方式」の募集自体が少ないので、時間に余裕があって、いろいろな原稿を読む練習として応募するのはアリ、という感じです。

上記以外に、クラウドワークス同様「直接依頼」で仕事が来ることもあります。

どんな仕事が多い?

クラウドワークス同様に、こちらもどのような仕事が募集されているのか調べてみます。

  • 「Web制作・Webデザイン」919件
  • 「システム開発・運用」742件
  • 「タスク・作業」681件
  • 「ライティング・ネーミング」535件

クラウドワークスではライティング系のカテゴリがぶっちぎりで求人掲載数最多だったのですが、ランサーズではWeb制作〜システム開発といったIT系のカテゴリに多く案件が集まっていました。

そして、在宅ナレーターに関係する「音楽・音源・ナレーション」カテゴリはというと……

10件!!!

しかもこの数字、「音楽・音源」を含みますので、作曲・編曲系の案件も紛れ込んでいるので、ナレーション案件だけに限ると1桁という場合も

同時期に調べたクラウドワークス上での「声優・ナレーション制作」募集案件数が100件を超えていたことを考えると、これから在宅で声の仕事をしようと考える人にとって、ランサーズはそれほどメリットのあるプラットフォームとは言えないかもしれません。

登録者数はどれぐらい?

案件が少なければ登録者数も少ない?結果的な競争倍率は同じぐらいになる?というわずかな期待を込めて調べていきます。

まず、公式ページによれば登録者数は50万人以上!とのこと。
その中で「声優・ナレーター」カテゴリに登録しているランサーは……

384人!

同時期に調べたクラウドワークスのナレーター登録者が約600人だったので、およそ半分ぐらい。
案件は10分の1しかないのに、ワーカーは2分の1…これはますますやっていける気がしない…。

でも私はランサーズのほうが稼げてる

じゃあもうクラウドワークスだけ登録しとけばいいってことね!

と思われると思うのですが、そうでもなくて、私自身、クラウドワークスとランサーズを並行して利用していましたが、圧倒的にランサーズでの報酬のほうが多かったのです。

クラウドワークスで稼いだ総額は半年で14万ですが、ランサーズからはほぼ4倍の収入がありました…。

個人的な考え&推測ですが、

  • ランサーズのほうが顔出しで仕事してる人が多い
  • 実名&顔出しのワーカーのほうが信頼して仕事を任せやすいので、企業系の案件が集まりやすい
  • 企業系の案件のほうが報酬単価が高い

といったあたりが要因ではないかと…。

ランサーズも、匿名・顔出しなしで登録することは可能で、私も最初はニックネーム・イラストアイコンでお仕事をしてました。

しばらく経って、顔出しで仕事をするようになり、クラウドワークス・ランサーズ両サイトでプロフィールを設定し直したのですが、クラウドワークスは実名に変更しても受注数にそれほど変わりなかったのに対して、ランサーズは実名に変更してからお仕事が増えたのです。(私の場合はですが…)

クライアントの傾向として、ランサーズで求人する層は「実名・顔出しの人にお願いしたい」と思っている人が多い、ということなのかな?と思ってます。

CMやサイトの作りなどを見ても、

クラウドワークスは「初心者・未経験者でもOK!誰でも簡単にできる仕事がいっぱいあるよ!」というお気軽感があるのに対し、

ランサーズは「優秀なフリーランスと出会えるプラットフォーム!」という品質を重視した雰囲気があるなあと思います。

結果的に、私が実際にいただくお仕事も「法律事務所のCM」「社労士さんのチャンネル」というきちんとしたお仕事がメインに…(きちんとしてないお仕事とは…自粛)

言わずもがな、Youtubeにあふれるマンガ動画案件に比べると、報酬額の桁が2つぐらい変わってくるため、たとえ案件数が少なくてもランサーズのほうが稼げる、という現象につながったのかなと思っています。

受注〜振込までの流れ

流れはクラウドワークスとほとんど同じですので簡単に済ませます。

出金タイミング

締日振込日
15日当月末日
末日翌月15日

出金方式

  • 自動出金方式
  • キャリーオーバー方式

「自動出金方式」を選択しておくと、未出金報酬額が1000円以上あれば、上記の月2回のタイミングで振り込みが実行されます。

「キャリーオーバー方式」を選択しておくと、自動的には出金されず、未出金報酬として残り続けます。振り込みは実行されるごとに手数料がかかりますので、すぐにお金が必要…ということでなければこの方式を選択しておき、そろそろ出金したいなと思ったタイミングで、「自動出金方式」に変更すれば振り込みを実行できます。

振込手数料

  • 楽天銀行口座への振込は、110円
  • その他銀行口座への振込は、550円

クラウドワークス同様、楽天銀行へ振り込むほうが手数料が安く抑えられますので、クラウドソーシングサイトで仕事を受注しようと考えている人は、楽天銀行口座の開設マストです!!

まとめ

私自身は、現状映像制作会社さんから直接依頼されるお仕事が大半で、ランサーズやクラウドソーシングサイトでの募集案件に応募しに行くことは少なくなりました。

しかし、プロフィール画面にボイスサンプルなどを載せてあり、「認定ランサー」という恭しい称号までいただいているため、ナレーターを探している企業さんの目に止まりやすいらしく、「直接依頼」でお仕事をいただくことがよくあります。

ランサーズは募集形式で公開されている案件数こそ多くないですが、募集という形で現れてこない案件が結構多いのでは?と推測します。

なので、ある程度実力がある方で、実名・顔出しで登録することが可能な方ならば、充分お仕事に繋げられるプラットフォームだと思います。

案件数少ない
ライバル数相対的に多い
稼げる度
(実力・実績があれば可能性あり?)

在宅ナレーターを始めるための準備については、こちらもどうぞ↓

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